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【終了】古代メキシコ展・観世音寺《九州国立博物館・観世音寺》令和5年12月7日(木)

こんにちは。北九州で自由参加型サークルをやっている「WaSaBi」の戸津川です。

令和5年12月7日㈭は、大宰府を巡る旅として、九州国立博物館と観世音寺に行ってきました。

九州国立博物館では、特別展にて古代メキシコの代表的な3つの文明を紐解く「古代メキシコ展」の展示と、観世音寺では九州最大級の仏教彫刻の展示をはじめ、数多くの重要文化財が観覧できます。

今回はその様子をご紹介したいと思います。

特別展「古代メキシコーマヤ、アステカ、テオティワカン」

前15世紀から後16世紀のスペイン侵攻まで、3千年以上にわたり繫栄したメキシコの古代文明。本展では、そのうち「マヤ」「アステカ」「テオティワカン」という代表的な3つの文明に焦点をあて、多彩な出土品約140件を紹介します。火山の噴火や地震、干ばつなど厳しい自然環境のなか、人々は神を信仰し時に畏怖しながら、王と王妃の墓、大神殿、三大ピラミッドなど各文明を代表する壮大なモニュメントを築きました。普遍的な神と自然への祈り、そして多様な環境から生み出された独自の世界観と造形美を通して、古代メキシコ文明の奥深さと魅力に迫ります。九州国立博物館ホームページ

展示場所は、大宰府にある九州国立博物館。緩やかな曲線美の建築物と全面ガラス張りの近代建築が美しい。

特別展入口

入口付近には古代メキシコ展のお土産やメキシコからの輸入品が販売されてました。

装飾ドクロ

いきなりびっくりさせてすみません(笑)髑髏です。

死者の世界の主である神を表すマスクです。目のくぼみに貝殻と黄鉄鉱が嵌めてあります。

赤の女王

王墓である碑文の神殿の隣にある神殿から、辰砂(水銀朱)で覆われた女性の遺骨が発見され、王墓の特徴を持つ墓の構造と、深紅の朱に覆われた姿から、この女性は「赤の女王」と呼ばれてます。DNA分析の結果、王妃である説が有力。本展では、遺体が身に着けていたヒスイや孔雀石、黒曜石などの副葬品を展示。

死のディスク石彫

メソアメリカでは日没は死、日の出は再生を意味するとされたので、西に沈んだ太陽を表すものだったのか?

ということで、古代メキシコ展の3大文明の中の至宝140点の展示の中で、戸津川の気になる展示をピックアップしました。

他にもたくさんの展示品がありますが、何に魅了されるかはその人次第だと思いますので、実際足を運んでみてくださいね。

たった数千円の観覧料で、何前年の昔の遠く離れた異国の文化に触れられるなんてとても有難いことだと思いました。

観世音寺

引用:観世音寺ホームページ

観世音寺は、大宰府市観世音寺にある天台宗の寺院。ご本尊は聖観音さま。

開基は天智天皇です。母である斉明天皇の供養の為に建てられたと日本書紀に伝えられてます。

見どころは、日本最古の梵鐘で国宝にも指定。現在は九州国立博物館に寄贈。その他に宝蔵庫に収蔵されている重要文化財である尊像群があります。見上げれば立派な木造彫刻の仏像が数多く並んでおります。※撮影禁止なので、写真はありません。

WaSaBiでも度々訪れたことのある観世音寺、大宰府に行ったら必ずと言っていいほど寄るだけの価値がある。観世音寺の宝蔵庫には、約5m大の大型仏像が数多く並んでおり、触れはしないものの、ガラス越しでもなく同じ空間を共にできる。これだけの歴史的価値の高い仏教彫刻が目前にあるとは圧巻です。観世音寺ホームページ

戒壇院

観世音寺の境内に隣接している戒壇院。臨済宗で僧侶になるための必要な戒律を授かるための道場です。

本堂には大きな毘盧遮那仏が安座されており、後背には本尊を囲むように阿弥陀如来が複数いらっしゃいました。

今回はご住職がいらっしゃいましたので、拝観料を支払って中に入れてもらえることに。

※観世音寺と地続きではありますが、宗派の違うお寺さんなので間違いのないようにお願いします。

お昼は筑紫路松井

九州国立博物館から車で約10分の住宅街の中に和食店「筑紫路松井」があります。天丼やかき揚げなどの丼ものがメイン。こちらで腹ごしらえして、観世音寺に向かいます。

木曜だけ数量限定の定食があり、無事にありつけました。今回はぶりの照り焼きと肉じゃがでした。

料金

【実費料金】

九州国立博物館特別展観覧料=2000円
観世音寺宝蔵拝観料=500円
昼食代=900円

交通費は割り勘


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