龍剣山 不動院

護摩焚き 仏閣

【護摩焚き|龍剣山 不動院 】

龍剣山 不動院

「龍剣山 不動院」の護摩焚きに行ってきました

日時:令和4年7月27日㈬

時間:13時の護摩焚きに参加

場所:龍剣山 不動院

駐車場:下の中山不動尊を少し上がった左手に広いスペース。

龍剣山 不動院

参加費用:護摩木という願い事を書く木を購入する代金(今回は1本500円)

余裕があればお布施を入れてあげてください(*´▽`*)

龍剣山 不動院について

・真言宗山階派のお寺さん

グーグルマップで検索すると龍剣寺と表示されます。

龍剣寺の名前は以前のお名前で、今のお寺の正式名称は「龍剣山 不動院」

もともと不動院だった名前が龍剣寺に変わり、また元の不動院に戻ったそうです。

グーグル上の名称はまだ変更になっていないそうです、ご参考までに。

・御本尊:不動明王(汗かき身代わり不動明王)

本尊のお不動さんは石で作られたお不動さん。

護摩を焚くとお不動さんが汗をかいたように濡れるそうです。

なので「汗かき身代わり不動明王」といわれ親しまれているそうです。

龍剣山 不動院

毎月27日の13時より護摩焚きが開催されています。

どなたでも参加可能です。

毎年7月は大祭

7月は施餓鬼供養の時期ですので、施餓鬼供養を含めた先祖供養の護摩焚きになるそうです。

なのでいつもより和尚様も多くいらして、賑やかな護摩焚きになります。

賑やかって何?

と思われますが、ほら貝や、錫杖、太鼓などいろいろな音とお経の入り混じる中、護摩が焚かれます。

龍剣山 不動院

お寺自体も紅白幕が出て、華やかです。

龍剣山 不動院

水かけ不動明王様もきらびやかでした。

コロナの影響により、今年は3部に時間をわけて3回護摩を焚かれたそうです。

私たちが参加したのは最後の部、13時の部にお邪魔しました。

動画を撮らせて頂きましたので、一番下に貼っておきます。

大祭時に授与される梛の木

梛の木は疫病退散のご利益があるといわれている木

金剛童子という仏様の現世でのお姿が梛の木と言われているそうです。

龍剣山 不動院

鎌倉時代に疫病が流行った際、金剛童子が梛の葉をかざして疫病と戦い疫病を追い払ったという話があります。

梛は熊野の御神木ともいわれております。

また良縁などその他のご利益もあるありがたい木だそうで、家につるしてご加護を頂いてくださいとのことでした。

大祭時にしか授与されないようなのでありがたく頂戴しました。

お部屋や玄関につるすもよし、水に活けると長持ちするので活けてもよし

今回、初めて梛の木というものの存在を知りました。

青々と茂って美しいです。

お好きなだけどうぞといわれたくさん持って帰りました。

後で考えたらご浄財入れとくべきだったわ

今度行ったときにお賽銭箱に入れとこう。

というわけで龍剣山 不動院の夏の大祭護摩供養でした。

護摩焚きについてご存知ない方のためにさらっと説明⇩

護摩焚きとは

護摩焚きとはインドを起源とする密教において代表的な修法のひとつ。

バラモン教やヒンドゥー教の儀礼で、供物を燃やして出た煙を天上の神にささげて祈願する儀式。

「護摩」はサンスクリット語のホーマから来た言葉で、梵焼や祀火の意味があるそうです。

現在は供物の代わりに護摩木にという木に、願い事を書き、燃やしてもらうのが一般的。

主に不動明王様の前で拝み、自分の心の中の煩悩や業を焼き払ってもらえる護摩もある(内護摩)。

護摩木は1本300円~500円とお寺により異なります。

護摩焚きには「祈願の護摩」と「供養の護摩」があるそうです。

祈願の護摩は「商売繁盛、闘病平癒」などの「祈願」を目的としたもの。

供養の護摩は「先祖供養」などの「供養」を目的とし、燃やす護摩のことだそうです。

どのような護摩を焚かれるかは、お寺さんに事前に確認し、参加することをおすすめします。

動画:龍剣山 不動院 7月の護摩焚き大祭

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