「西成田山大不動院」の護摩焚きに行ってきました。
日時:令和4年7月27日㈬
時間:11時~12時(約1時間程度)
場所:西成田山 大不動院
駐車場:あり
西成田山 大不動院について
![西成田山 大不動院](https://wasabi-r4.com/wp-content/uploads/2022/07/daihusouin3.jpg)
真言宗醍醐派のお寺さん
御本尊:身代不動明王
毎月27日、11時から護摩焚き開催。
7月は大祭のため「先祖供養」の護摩焚きになります。
7月は大祭
![西成田山 大不動院](https://wasabi-r4.com/wp-content/uploads/2022/07/daihusouin.jpg)
7月は施餓鬼法要もかねた先祖供養の護摩が焚かれます。
大祭時の動画撮影や写真撮影は難しく、文章でのご説明になります。
どのような感じかが少しでも伝わると幸いです。
毎月の護摩焚きは山伏のようなお姿で行われ、ほら貝や錫杖など賑やかな護摩焚きです。
今回は施餓鬼供養等も含めた大祭のためか、厳かな袈裟のお姿で、ご詠歌と読経がメインでした。
施餓鬼供養はどこのお寺さんでも重要な法要ですから普段より格式高い法要なのかな?
ご詠歌は僧侶の皆さまで歌われており、すこし憂いをおびたご詠歌だったように思います。
ご本尊のお不動様、両脇にいる眷属の童子の目の前に卒塔婆が並べて置かれ
その前にたくさんの供物(食べ物)がお供えられた祭壇が設けられていました。
ご住職が先祖供養の護摩を焚き、取り囲むように僧侶が6人だったかな?での法要。
護摩を燃やす間、参拝者は卒塔婆の前でご先祖さまに供物をささげ祈ります。
お焼香、菊の花に水をつけて卒塔婆に水をかけてあげ、ご飯をよそってあげます。
施餓鬼供養は初めての体験だったので、ほぉと思いながら、供物をささげます。
自分の家の卒塔婆はありませんし、こちらのお寺の檀家でもありませんが、ご先祖様のご開運を祈りました。
宗派問わず、どなたでもご参加下さいとのことですので、気負いせずご参加頂けたらと思います。
終わった後はお接待を頂いて帰りました。
また、場のお清めでまかれたこちら花びらを模った絵紙
![](https://wasabi-r4.com/wp-content/uploads/2022/07/sanka.jpg)
散る華とかいて散華(さんげ)、(さんか)と言ったり宗派で呼び名は異なりますが
持って帰ってよいとのことで、まかれたものを拾って帰りました。
裏はこんな感じ
![](https://wasabi-r4.com/wp-content/uploads/2022/07/sanka2.jpg)
本のしおりにするなり、飾るなりお好きにお使いください。
それにしても供物の祭壇の写真は撮りたかったなぁ(笑)
お盆も近いので、ご先祖さまに感謝を込めて、
合掌
護摩焚きとは
護摩焚きとはインドを起源とする密教において代表的な修法のひとつ。
バラモン教やヒンドゥー教の儀礼で、供物を燃やして出た煙を天上の神にささげて祈願する儀式。
「護摩」はサンスクリット語のホーマから来た言葉で、梵焼や祀火の意味があるそうです。
現在は供物の代わりに護摩木にという木に、願い事を書き、燃やしてもらうのが一般的。
主に不動明王様の前で拝み、自分の心の中の煩悩や業を焼き払ってもらえる護摩もある(内護摩)。
護摩木は1本300円~500円とお寺により異なります。
護摩焚きには「祈願の護摩」と「供養の護摩」があるそうです。
祈願の護摩は「商売繁盛、闘病平癒」などの「祈願」を目的としたもの。
供養の護摩は「先祖供養」などの「供養」を目的とし、燃やす護摩のことだそうです。
どのような護摩を焚かれるかは、お寺さんに事前に確認し、参加することをおすすめします。